お墓参りの作法
9月は秋のお彼岸月です。
お墓参りに行きましたか?
お彼岸は、ご先祖様への想いが通じやすく、お墓参りに適しているといわれています。
そこで、一般的なお墓参りの作法を紹介します。
お墓参りの流れは大まかに・・・
1.お墓の掃除
2.お供え物をする
3.お墓参り
4.後片付け
以上の4項目からなっています。
1.お墓の掃除
・お墓に一礼し合掌したあと、周りの雑草・落葉・ゴミなどを取り除く。
・墓石の汚れは、柄杓で水を洗い流し、布で拭き取る。
又は、濡れた布で拭いてもいいと思います。
文字などの彫刻箇所は柔らかいブラシを使うときれいに落ちます。
但し、強く擦りすぎないように。
2.お供え物を供える
・花は、花立にあう長さにハサミで切り、左右対になるよう供える。
・故人が好んだお菓子や果物などの供え物は、直接置いたりせず、半紙などを敷いて墓前に供える。
但し、故人の好物のお酒を供える方がいますが、墓石の劣化につながるので、絶対にお酒をかけないように注意する。
・墓石に水鉢があるものは、綺麗な水を供える。
・お線香を供える。但し、人間の息は不浄といわれているので、お線香の火は息を吹きかけず、手で扇いで消す。
・灯籠やロウソクに火を灯す場合がありますが、近年は省略されている場合があります。
3.お墓参りをする
・すべての供え物の作業が終わったら、故人と縁が深く親しかった方から順番に一人ずつ墓前で、心の中で故人の冥福を祈り合掌をする。
その時、近況の報告やお願い事をしてもいいでしょう。
4.後片付け
・お墓参りで出たゴミを持ち帰る。
・供え物のお菓子や果物はカラスなどに荒らされてしまう可能性があるため、花以外は持ち帰る。
以上が一般的なお墓参りの作法です。
故人又は、ご先祖様は、お墓参りに来てくれた事が一番の喜びであり、供養だと私は思いす。
なので、あまり型にこだわらず、お墓参りに行ければと思います。
川中島店 T