突然ですが、先日ご来店されたお客様より質問がありましたので。
お墓を建てる場所が広大な敷地かつご自身だけの墓地であるなら必要ないかもしれません。
ただ実際にお墓を建てられる方の80パーセント以上の方が外柵などを同時に造られます。
外柵の役目としては
①敷地(境界)をハッキリさせる
②本体(墓石)を高くする(見栄え)
③(外柵の高さ分)納骨堂の空間を広くする・納骨部を地上から上げられる。
(水気の多い墓地などでは有効な手段)
④外柵内の草取り等をしない様にする(メンテナンス面)
⑤他の霊が入り込まない為に囲む(お霊垣とも言われる=墓相的観点)
などが考えられます。
(他にもあるかもしれませんが)
①については霊園など境界がハッキリしている墓地であれば問題はないかもしれませんが、
境界がはっきりしていない、昔からの墓地の場合は後々境界でトラブルになったり、
隣の方が入り込んで建ててしまったなどというケースが実際にあります。
②は外柵の分だけ石塔が高くなる為、墓石が立派に見えますし、
和型石塔であれば目線より上に墓石の棹石(一番上の石)が来て
仏様を見上げる様なカタチになりますし、
洋型石塔であれば仏様を見下ろす感じを和らげる効果もあると思います。
③は納骨室の空間を広げることも出来ますし、地上より上に納骨部が来ることで
水気が多い土地や雪深い土地などではお骨が水に浸されることを防ぐことが
出来ます。
④は外柵内にコンクリートを打設したり、石張施工をすることで墓所内の雑草対策になり
日々のメンテナンスが楽になります。
⑤に関してはあくまで墓相学的な見方であります。
(なので信じる・信じないというのもありますが)
お墓で眠っている霊が外に出て迷わない様に囲むという意味があると言われています。
同じ意味合いで灯篭を付ける意味として言われております。
(霊が灯篭の灯りを頼りに外に出ても戻ってこれるという意味だそうです)
<現在実際に灯篭の中で火を焚く方は殆どいらっしゃいませんが>
工事のやり方によっては(墓石はそのままで)後々外柵だけを追加で設置出来る様
にすることも可能ですが、なかなか後からというのは実際には難しいと思います。
住宅における外構工事と同じです。
外柵もデザインや用途に合わせ様々な形態があります。
お客様のご要望に合わせて如何様にもご提案することが出来ますので、
お建てになる墓所の状況を一度確認させていただければ、スバリなご提案
が出来ると思いますので、お気軽に弊社スタッフにご相談ください。
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