お盆飾りのきゅうりとなすってなに?
お盆にきゅうりとなすの飾りをすると思うのですが
あれは現世に戻ってくるときと浄土に帰るときの乗り物を表現していると言われています。
お盆には、精霊馬のきゅうり馬となす牛をお供えする習慣があります。
行きは馬で「早く帰ってきてください」
帰りは牛で「ゆっくり戻ってください」
という願いを込めていると言われています。
精霊馬はどうやって作る?
それでは精霊馬の作り方をご紹介しようと思います。
ご先祖様のための乗り物となりますので
キュウリやナス は新鮮で形のキレイなものを選びましょう。
他に必要なものは、割りばし2膳(もしくは爪楊枝8本)です。
作り方
1.割りばし1膳を割り2本にします。
1本の中央で半分に折ります。(カッターで切れ目を入れると折りやすいです。)
残りの割りばしも同じように折ります。
全部で8本になります。
2.キュウリとナスに折ったはしを”ハ”の字に刺していき
長さを調節しながら4本の足で自立したら完成です。
野菜に切れ目を入れておくとスムーズに刺すことが出来ます。
トウモロコシのひげをしっぽに見立てて刺しても良いでしょう。
※小さなお子様やご年配の方がお作りになる場合は、割りばしの代わりに爪楊枝を使うと折る必要が無く安全です。