やっと梅雨らしくなってきた今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
　（ちなみに筆者が夏が苦手でございます）
　先日とある霊園へ行く機会がありましたので、他社さんを含めて色々な墓石を見てきました。
色々見るというのはそれなりに参考になる事もありますし、時には反省もあります。
で、いつもお客様の墓所をデザインする際に気をつけようと思っている事ですが、
墓所の状況を良く知る様にする事です。
全ての墓所を自分の目で見ることが出来れば良いのですが、そうもいかないので・・
担当者から墓所の写真をもらったり、お客様からお話が聞く機会があれば良く
お聞きしたり等々。
例えば霊園に多いのですが、墓所の敷地の周りに縁石が設置されている場合、
実際の墓石の囲い（外柵）は縁石の上に乗る様な形になるのですが、縁石の高さが
それなりにある場合、縁石プラス入り口１段目の高さが実際の入口の高さになります
が、設計の図面を見るだけではそこまでは判りません。
実際建立されて初めて判るワケで・・・
Sh3g0166.jpg
縁石を考慮しないとこんな感じになります。
入口高さが30センチ程になると、お年を召した方だと登れないと言われてしまいます。
祈
見た目やデザイン、石の種類ももちろんですが、実際に使う方にやさしい形にしたい
と日頃心掛けている（つもり）です。
お願いして良かったと言ってもらえる様な仕事が出来る様、努力は怠らない様にしたいなと改めて思った次第であります。
ダラダラと書いてしまいました。