たまには石のことも書きたいと思います[emoji:e-351]
中国材で一番ポピュラーな白御影石（G623）の丁場、正確には丁場跡を見てきました。
　

丁場というのは御影石の原石を掘り出す場所の事を言います。
以前はどんどん掘削して地下何十メートルというところまで掘り下げて原石を掘り出していましたが、近代化していく中で、環境問題等々の観点から採掘禁止になった様です。
で、掘り下げた箇所を埋めてきている様です。これで半分位埋めたかどうかというトコロとの事。
もうちょっと崖際まで覗きに行こうかと思ったのですが、地面足元にヒビが入っている事に気付き[emoji:e-443]後ずさり。
水が溜まって池みたいになっています。
完全に埋め戻した後、この場所をどういう風に使うのかもちょっと気になりました。
この丁場跡の脇を走っている道を渡った反対側に掘り出した原石の置き場が。
　
人との対比で大きさが判るかと思います。
山の様に積まれているので、とりあえず登ってみると・・
　
ず～っと向うまで同じ様に積まれています。
これで日本のたくさんの石屋さんからの受注数年分は確保されているとの事です。
逆に言えば数年後には無くなってしまうという事です。
ん、これは結構タイヘンな事です。
フツーに注文していると、石なんていくらでも有りそうに感じてしまいがちですが、限りある資源だというを改めて知らされた次第です。
この石に限らず、たくさんの石が採掘停止や供給不可になってきています。
お墓を近々に考えている人はなるべく早くお建てになることをオススメします。