【戒名彫刻について】(吉祥 長野県塩尻市)

【戒名彫刻について】

 人が亡くなると、故人に戒名が授けられます。
戒名を持って故人が極楽浄土に旅立てるようにお祈りします。
多くの宗派で使われているのが「戒名」ですが、浄土真宗は「法名」、日蓮宗では「法号」と呼ばれています。
今回は法名に関して、ご紹介します。
 法名には釋(しゃく)と呼ばれる言葉が最初に付きます。男性は釋○○、女性は釋(しゃく)尼(に)○○で姓を区別していました。
昨年、当店で受注されたお客様で「尼」の付かない女性がいらっしゃったので、ご住職にお伺いしたところ
浄土真宗本願寺(お西)では、1986年ころより「尼」と付けることを廃止し、真宗大谷派(お東)は、現在も使用しているとのことでした。
昨今、男女の分別をしないという考えから「尼」を付けないケースが増え
仏教の世界も時代とともに変化しています。

 戒名彫刻は一般的に四十九日など納骨の時に合わせて彫る場合が多いです。
お墓の側面・裏面・墓誌に彫刻します。
当社では現場で彫る出張彫りをしており、複数の彫刻も承ります。
当社で建立された方を初め、他店にて建立された方も、お墓の場所をお教えいただければ、一度、スタッフが現場を見て、職人が出張彫りに伺います。
お墓の場所が山奥にあったり、急斜面にあったりと、それぞれ違いますので、先ずはご相談下さい。

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執筆者:塩尻店H

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