何に使うの?それって必要? 《塔婆立て》(吉祥 長野県佐久市)

~塔婆立てって?~

来店頂いたお客様に展示品のご案内をしていると
塔婆立てのことを聞かれることがあります。

「これってなに?」
「あった方がいいの?」

故人の追善供養のための長い木の板を塔婆といい
その塔婆を立てておくのが塔婆立てです。

塔婆立てに立ていただくと倒れる心配がありません。
立てかけておく方もいます。

~塔婆って?~

塔婆はお釈迦様の遺骨を納めた仏塔の形を簡略化したもので、
仏教の宇宙観の五大要素の「空・風・火・水・地」を
表しているといわれています。

塔婆は菩提寺に依頼すると用意していただけます。

書かれている文字は宗派などによって違いますが、
戒名・命日・回忌・梵字・依頼者などです。
浄土真宗は、塔婆がありません。

~種類は?あとから…?~

塔婆立ては、単体のものと周りの柵に組み込まれているものが
あります。

塔婆立単体
組込み塔婆立

建てる時は必要ないと思ってつけなかった場合でも
単体のものはあとから設置することができます。

しかし、デザイン的に希望通りに設置することが
難しかったり、建てた時と同じ石が入手困難に
なっている場合などもあります。

そのような場合には、お客様のご希望にそった形で
違うご提案をさせていただいています。

その他、お墓の修理・リフォームなども行っております。
お気軽にご相談ください。

執筆者:佐久店K

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