お墓選びのポイント 価格

お墓の実際の価格はわかりにくいところがあります。まずは自分の希望を石材店に伝えて見積をしてみることが一番の早道かと思います。見積は一社ではなく数社から見積をしてもらい比較することが大切です。
見積は基本的にどの石材店でも無料で見積をしてくれるはずです。見た目が同じような図面でも、石が違ったり細かい設計に違いがあるケースがあります。以下、比較のポイントをお伝えします。

 

比較のポイント1・・材質

選ぶ石の色(石材の材質)によって価格は異なります。

一般的に色の濃い石は高い。明るい石はリーズナブル。

石の色は、黒、白(グレー)、青、緑、茶、マーブル柄など、様々ありますが、外国産の場合、明るい白系の石は比較的リーズナブル(安い)、混じりけのない黒御影石は見積価格が高くなります。石塔も囲い石のすべてをインド産の高級黒御影石で建立した場合と、すべてを中国産のリーズナブルな白御影石で建立した場合では、価格は全く異なります。同じデザインでも、白御影石なら130万円、黒御影石なら250万円、中間色なら160万円という感じです。

比較のポイント2・・石の産地

石の産地によって価格は大きく上下します。

同じような色合いの石でも産地によって価格が異なります。

上記写真のような①~④の御影石は同じような色合いですが、価格がすべて異なります。
①中国産 白御影石(当社名:陽光石)
②中国産 高級白御影石(当社名:月光石)
③国産 白御影石(茨城県:真壁石細目)
④国産 高級白御影石(香川県:庵治石特級)
となります。①と比較すると②は3割増し、③は①と比較して2倍、④に至っては①の10倍です。
つまり、例えば①の石で作った墓石が仮に50万円だとすると、④の石で作ると500万円ということになります。

比較のポイント3 デザイン

敷地サイズが同じでも、デザインの違いで価格が大きく異なることがあります。

使用されている石の量(体積)によって価格は増えたり減ったりします。

例えば同じようなデザインの洋型墓石でも、墓石のサイズ(幅や厚み、高さなど)が違うと、石の使用量が異なります。外柵(がいさく・囲い石のこと)も、太い門柱を使用したり、厚くて高さのある石を使用する場合などは、値段が高くなりがちです。逆に極端に安いお墓は、お墓自体が小さく設計されているケースがほとんどですので、図面をよくチェックしてください。石がどれだけ使用されているか?これが重要です。

上記図の答え:Aのセットのほうが高いです。

Aのセットのほうが、入口の門柱が太く、また階段踏石が厚く設計されており、Bのセットと比較するとより多くの石材が使用されています。また、本体石塔のサイズ(特に奥行き)は、Aのセットのほうがより厚みがあります。AとBセットの価格差は30万円以上になります。

比較のポイント4・・オプションの有無

灯篭、墓誌、塔婆立などの有無、文字彫刻数などによって価格は異なります。

灯篭(とうろう)

灯篭は明かりを照らす意味で魔除けのために設置するものです。和風の墓石を建立する場合でスペースに余裕があれば設置をおすすめしたいですが、必ずしも必要なものではありません。

塔婆立(とうばたて)

浄土真宗を除く仏教各宗派では必要なお道具ですが、無宗教の方や学会の方は不要となります。

墓誌(ぼし)

墓誌は故人の戒名を刻む板状の石碑です。本来戒名は石塔に刻むのが正式であるという考えに立てば、必ずしも必要なものではありません。石塔の背面や側面に戒名を刻めば大丈夫です。

彫刻数(文字・戒名など)

石に刻む文字数が多いと見積価格が増えることになります。墓石は故人を供養のために建立するものですので、死後50年経過した仏様は成仏したという考えに立てば、無理にさかのぼってご先祖様全員を墓誌に刻む必要はありません。もし供養されたい場合には、ご自宅の御仏壇でお位牌、過去帳などをご覧になってお参りしていただければと思います。

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