お墓は砂利敷き?石張り?草むしりの負担を軽減!メリット・デメリットをご紹介!

古くからあるお墓は土の上にそのまま建っているものが多いですが、
近年では砂利が敷いてあったり、全面を石張りにしてあったりしているお墓が一般的です。

砂利や石張りにしてあると雑草が生えにくく除草効果があるので、草むしり・草取りなどの手間がなくなりお墓のお掃除やお手入れなどが楽になります。
今回は「砂利」と「石張り」のメリット・デメリットをご紹介していきます。

― 目次 ―

砂利と石張り、どういうものなの?

お墓のデザインを決める際にもポイントになる「砂利」と「石張り」ですが
お墓のことはよくわからない方がほとんどです。
まず、「砂利」「石張り」それぞれ一体どういうものなのかを説明していきます。

砂利(玉砂利)

周りを石で囲い、中は玉砂利を敷き詰めます。
一般的にお墓に使われる砂利というのは、「化粧砂利」や「玉砂利」と呼ばれ、丸く加工された砂利のことを言います。
当社では五色石や黒那智石、白玉石を良く使用しています。

砂利(玉砂利)にはカラーバリエーションや種類があり、中でも五色石は何色もの砂利が混ざっているため、お墓に彩りを加えてくれます。
黒や白にすることでお墓の雰囲気がガラっと変わります。

五色石

黒那智石

白玉石

石張り

石張りは、前述で玉砂利を敷いていた部分などお墓全面に板石を張る仕様のことです。
お墓のリフォームでもよくご依頼をいただきます。
完全に草が生えなくなり、掃除がしやすくなるため綺麗な状態を保ちやすくなります。

手入れのしやすさに加え、高級感も出るので石張りを選ばれる方も多いです。

玉砂利のメリット・デメリット


(黒那智石 磨き無し)


(白玉石)

メリット

〇 水はけが良くなる
〇 雨が降っても泥はねを防げる
〇 五色石は赤・緑・白・黒などカラフルなため、お墓に彩りが添えられる
〇 石張りに比べ費用がかからない

デメリット

〇 完全な防草にはならない
〇 掃き掃除が不向き
〇 日当たりが良くない場所や湿った場所などでは、砂利に苔が生えてしまう
〇 汚れてしまったら洗浄が大変

石張りのメリット・デメリット

メリット

〇 掃除・手入れがしやすい
〇 ほぼ完全に雑草が生えるのを防げる
〇 踏石の柄でお墓のデザインを楽しめる
〇 高級感溢れる印象

デメリット

〇 玉砂利仕様に比べ費用がかかる
〇 濡れていると滑りやすくなる
〇 重厚感が出る分、圧迫感など息苦しい印象に見える場合もある
〇 玉砂利のように自分でメンテナンスするのが難しい

玉砂利と石張りどちらも取り入れる

上:石張り 下:玉砂利

上:玉砂利 下:石張り

中央:玉砂利

これらのように、部分的に石張りにするというデザインも人気です。
全面石を張るのは抵抗あるな~という場合は、一部分に玉砂利を敷くと抜け感も出て軽やかでメリハリのある印象に◎

まとめ

どんなお墓を建てようか相談されている際によく耳にすることとして、“お墓のお掃除のしやすさ”があります。お掃除だったりお手入れだったり、何十年もお墓を守っていく上でとても重要なことですよね。

どちらも土むき出しに比べて草は生えにくくなりますが、玉砂利は完全な防草効果があるとは言い切れません。その為、実際当社でもお墓のリフォーム依頼で玉砂利から石張りにする工事をよく承ります。

ただ、全面を石張りにすると納骨室で眠っているご先祖様が息苦しそう…なんていうお考えもあったり。

同じデザインのお墓でも玉砂利か石張りかで大きく印象が異なってきますが、何を優先してお墓をつくるか…
皆さんでじっくり相談することが大事になってきますね。

カラー図面をご用意いたします!

当社では、カラーで墓石のCG画像をお渡ししています。
完成イメージもしやすくなると思いますので、ぜひお気軽に最寄りの店舗へご相談くださいませ。

監 修

◆藤澤 拓應(ふじさわ ひろまさ)
長野県内に10店舗を展開する県下最大級の墓石販売店を展開。お墓ディレクター・墓塔学士号・名誉学士号を保有し業界歴は20年以上。墓石・石材はもちろんのこと霊園開発も手掛けており、3000区画を超える自社霊園を管理。顧客様の墓石情報や石材の加工情報などをデータ化し時代の流れに沿った社内システムを取り入れ、時代のニーズに対応したサービス・商品開発を目指している。

 

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