2023.02.13 最近の話題, 海外のこと, 社員ブログ 墓花(はかばな)と春の花【吉祥 長野県塩尻市】 春が近づいてきています まだまだ寒い日が続いていますが、着実に春がやってきているようで 我が家のチューリップも早々と芽が出てきました。 「まだ寒いでしょう」と土を少し被せるのですが陽がでるとまたすぐ芽がでてきます。 春のお彼岸 彼岸とは川の向こう側を表し『この世(此世)とあの世(彼岸)』がもっとも通じやすい日と考えられたため、亡くなった方を偲ぶ季節を彼岸と呼ぶようになりました。 2023年春の彼岸入りは3月18日になります。 彼岸入りしますと寒さも少し落ち着いてきますので、お墓参りに行かれる方も多いのではないでしょうか。 墓花(はかばな)と春の花 冬の間雪をまとっていたお墓周りも花が供えられ、彩ゆたかになる季節です。 お墓にお供えする花といえば菊やカーネーションが多く使われています。 スーパーや花屋さんにもセットになった供花が置いてあります。 スプレーマム(枝分かれした小菊)やスプレーカーネーションは色も豊富でボリュームもだせるので使いやすい花です。 他にもスターチス、ストックなども同様によく使われている花です。 またこの時期はスイートピーやチューリップといった色味の優しいお花も 出回る頃ですので、少し加えますと季節感がでて 春ならではの供花になります。 活け方ワンポイント 今はバラなどもトゲを取ったり、香りのあるユリも墓花にすることもめずらしくないようですが、 ユリの花粉はお墓が汚れる原因にもなりますので、なるべく取った方が良いかと思います。 供花を花筒に入れるときは水に浸かる部分の葉を取り除いてあげると、 きれいな状態が長持ちします。 また参拝する人の側からお花の顔がよく見えるよう、ひし形にまとめますと収まりがよくなります。 どのようなお花を選ばれても故人を偲ぶお気持ちが何より一番です。 春のお彼岸、お花を携えてお墓まいりにいかれてみてはいかがでしょうか。 執筆者:塩尻店K 最近の話題, 海外のこと, 社員ブログ 【戒名彫刻について】(吉祥 長野県塩尻市)前の記事 お彼岸が近づいてきました(吉祥 長野県伊那市)次の記事